テレビで見るプロ野球選手や高校球児はみんな強くかっこよく見えますね。
捕る、投げる、打つ、走るなどの多種な運動がある野球は、センスがある選ばれた人間しか上手になれないような気がしませんか?
しかし、実はそれは大きな誤解かもしれません。
「運動神経が良くない・・・」「足が遅い・・・」
野球は、そんなコンプレックスがある子にこそチャレンジしてほしいスポーツなのです。
野球は、一人一人守るポジションがあり、それぞれの役割を一生懸命こなします。
運動神経が悪いからボールが回ってこない、なんてことはなく、みんなに平等に活躍するチャンスがあるスポーツです。
もちろん足が速いなどの得意分野がある子はそれを磨いたプレイをすることでスター選手になる可能性も秘めていますね。
運動神経の善し悪しに関わらず、チームのみんなが一心同体で勝利を目指す野球。
仲間の応援を背にバッターボックスに立つ時は、誰しもが主役になれるのです。
一節によると、大人の神経型の成長は、12歳頃がほぼ100パーセントといわれています。
つまり、12歳頃までのいわゆる運動神経は、大人になってもほとんど変わらないということです。
5歳から12歳頃は、急激に神経型が発達することから、ゴールデンエイジと呼ばれており、動作習得に最も有利な時期とされています。
野球は、投げる、捕る、走るなどの基礎運動動作が多いので、ゴールデンエイジにこのような運動を定期的に行うことで効率よく運動神経が磨かれ、将来的に他の種目にチャレンジする時にも野球の経験は役立ちます。
運動をすることで風邪をひきにくくなったり体が強くなった、なんていうお母さんの声も聞かれます。
サッカーやバスケット、ラグビー・・・たくさんの魅力的なスポーツがあふれている時代ですが、野球も負けないくらい魅力的なスポーツです。